掲載日:令和7年12月24日更新
6月21日(土曜日)から22日(日曜日)の活動内容
6月21日(土曜日)は、改修場所である古民家にて、赤松研究室が事前に考案していた6つの活用案を一般学生と地域住民、地元工務店にプレゼンした後、意見交換を行いました。学生は南魚沼の建築の課題である雪について、地元住民の話に熱心に耳を傾けていました。その後、十日町市松代を拠点に全国で古民家再生を手がけるドイツ人建築デザイナー、カール・ベンクスさんを訪れ古民家再生のお話を伺いました。
6月22日(日曜日)は、魚沼の里内の八海醸造の雪室施設を見学した後、雪国ならではの雁木を再現し平成23年に都市景観大賞を受賞した牧之通りを見学しました。
今回の発表へのフィードバックやフィールドワークを通じて学生がそれぞれ得たことを踏まえてアイディアを練り、8月には実際に改修作業などに取り掛かることを目標とします。
8月4日(月曜日)から12日(火曜日)の活動内容
6月の意見交換を踏まえ、夏季遠征を前に、赤松研究室の学生から古民家の蔵を多目的な利用ができるようにするための改修案と、蔵で活用できる装飾品と家具をつくるワークショップの提案をいただきました。
8月の遠征では、赤松研究室の学生が地元工務店と一緒に、実際に蔵の床や壁を取り払うなどの改修やワークショップの準備を進めました。
ワークショップは、蔵の壁に貼り付けるタイルづくりと、椅子や机として利用できる家具作成の2種類を行いました。地域住民を中心に41人が参加し、それぞれがもつ「ふるさと」のイメージを表現しながら大学生と交流を深めました。作成したタイルは9月以降に実際に蔵の壁に設置し、蔵が「人の思いが残る場所」になるように仕上げていきます。
一般学生は、織物体験や就労体験など市内の様々な場所でフィールドワークを行い、リアルな南魚沼市での暮らしを体験しました。実際に暮らす中で見えてきた地域課題について、今後課題解決のためのワークを進めていきます。
8月12日(火曜日)には赤松研究室のメンバーで市長に面会し、8月の活動報告と今後の展望について説明しました。今後は、実際に改修したことで新たに出てきた課題やアイディアについて検討を重ね、拠点としてより良い場所となるように進めていきます。






秋(10月~11月)の活動内容
10月4日(土曜日)、5日(日曜日):赤松研究室学生の遠征
8月の改修により柱や梁に傷みや歪みが見受けられたことから、法政大学デザイン工学部建築学科の浜田英明研究室(建築構造専攻)に相談させていただきました。今回の遠征では赤松研究室の学生に加え浜田研究室の学生も来訪し、蔵の耐震測定のためのデータ収集を行いました。
改修作業では、赤松研究室の学生が、黒く塗った板材を蔵の外壁に張り付ける作業と、工務店が作成した扉や窓枠に色を塗る作業を行いました。


10月18日(土曜日)、19日(日曜日):一般学生の遠征
夏の遠征後、「南魚沼市が抱える地域課題とその解決方法」をテーマに3チームに分かれ、10月19日に開催の「YouKey文化祭」で発表するため、オンラインでスライドを作成しやり取りを続けました。
18日には最終確認を行い、19日にはチームごとに発表に臨みました。文化祭には市内中高生だけではなく、中高生に伴走する大学生や地域実習で訪れている大学生、市の大学生向け探究事業に参加する大学生、さらには地元住民など、多種多様な人が一同に会し、賑やかな雰囲気で交流を行う機会となりました。今後は、赤松研究室が改修する蔵を中心とした地域活性化について、2月の最終報告に向けてチームごとにオンラインで繋がりながら、内容をブラッシュアップしていきます。


11月22日(土曜日)、23日(日曜日):赤松研究室学生の遠征
主に、夏のワークショップで地域のみなさんに作成いただいたタイルを、蔵の前室に貼り付ける作業をしました。タイルの目地を埋める作業を、地元の左官さんに教わりながら学生も試みましたが、実際にやってみると難しく、職人技のすごさを実感していました。
このほか、地元工務店と相談しながら、長期間タイルが保存できるように壁に板を設置したり、窓に雪囲いを設置したりしました。


