延徳2年(1490)、雲洞庵七世禅実和尚を招き、曹洞宗寺院として開創しました。それ以前は「聖観音像」を本尊とし、数百年の間、密教の寺庵があり、実際庵と称していたようです。

十二番霊場として、ますます観音信仰が広まったのは、寛元年間頃(1243~)北条時頼により越後観音礼所に定めらたことによると伝えられています。

寺宝の「木造観世音菩薩坐像」、「木造持国天」、「木造多聞天立像」は、県の文化財に指定されています。

天昌寺は雪国の風土を記した江戸時代のベストセラー『北越雪譜』の「寺のなだれ」の舞台にもなっています。

天昌寺

施設概要

住所

南魚沼市思川39

交通

塩沢駅から車で5分、塩沢石打ICから車で15分、六日町ICから車で10分

時間

9時~17時

トイレ

有り

駐車場

有り

※観音堂は12月~3月見学不可。見学は事前に要予約。

問合せ

電話:025-782-0147

地図情報

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