掲載日:令和5年10月24日更新
南魚沼市とセルデン町姉妹都市締結40周年を記念して
10月13日(金曜日)、舞子高原ホテルで、市の姉妹都市であるオーストリア共和国のチロル州セルデン町から、エルンスト・シェプフ町長をはじめとした訪日団17人を招き、「ウィズコロナ下での日本山岳リゾート活性化国際フォーラム」を開催しました。
新潟県日墺協会は、1982年に石打丸山スキー場の開設30周年記念事業として石打区(石打丸山観光協会)とセルデンリゾートとの交流が始まり、これを契機に市(旧塩沢町)とセルデン町が姉妹都市盟約を締結したことに伴い設立されました。その後、日墺スキー・文化交流活動をはじめ、日本山岳リゾート産業活性化のために活発な友好交流活動を推進してきました。
今回のフォーラムは新潟県日墺協会創立と南魚沼市・セルデン町姉妹都市締結40周年記念事業として、地球規模の気候変動、カーボンニュートラルの実現、先進国での人口減少問題とインバウンド観光推進など、多くのグローバルな課題を意識しながら、ウィズコロナ下での日本山岳リゾート活性化をテーマに開催されました。記念式典や基調講演、パネルディスカッションには、約150人が参加し、真剣に話を聞いていました。
また、シェプフ町長は挨拶の中で「南魚沼とセルデンの姉妹都市関係が、すでに40年以上続いていることをうれしく思います。ヨーロッパと極東はとても離れているにもかかわらず、この数十年の間交流は盛んに行われてきました。これが、 両地域の特徴であり、両地域に影響を与え、まさに私たちを引き合わせてくれたスキーによるものであることは間違いありません。私は、この姉妹都市の交流がこれから先、何十年も続き、活気に満ちたものになることを願っています。これまでにこの友好関係のために特に尽力してくれたすべての人と、そしてこれからこの活動に携わっていく人たちみなさんに感謝します」と述べられました。