掲載日:令和7年3月27日更新
南魚沼市では、大学の持つ知的・人的・物的資源を活用し、活力のある地域社会づくりを進めるとともに多様化する地域課題解決のために、さまざまな大学と連携を進めています。
大学との連携
関東圏から1時間半と交通の利便性が高く、雪などの豊富な地域資源があることから、多くの大学が教育・研究のフィールドとして南魚沼市を活用しています。
地域と大学が連携を進めることで、お互いの利点を発揮することができます。例えば、さまざまな課題を抱えている地域に大学生が関りを持ち、課題の解決や地域活性化事業に取り組むことは、学生に対して地域の現状への理解を促し、地域で活躍する人材として育成することに繋がります。また、地域にとっても気づきをもたらし、人材育成にも繋がります。こうした取組は、地域と大学の両方にメリットがあり、さらなる充実が望まれています。
今後も、相互の連携・協力のもと地域のさらなる発展に寄与し、継続的な関係性が維持できる仕組みづくりを進めていきます。
締結先(クリックすると締結式の様子をご覧いただけます) | 締結日 | 協定内容 | 締結部署 | 関係リンク(外部リンク) |
帝京平成大学 | 令和5年9月28日 | 連携協力に関する包括協定 | 企画政策課 | 帝京平成大学 |
開志専門職大学 | 令和5年2月14日 | 産業振興及び人材の育成に関する包括連携協定(教育及び研究や産業振興、人材育成) | 商工観光課 | 開志専門職大学 |
自治医科大学 |
令和3年9月1日 |
寄附講座設置に関する協定 | 保健課(病院事業) | 自治医科大学 |
新潟工科大学 | 令和2年8月24日 | 包括連携協定(産業振興・教育・人材育成・まちづくり・防災) | 企画政策課 | 新潟工科大学 |
日本体育大学 | 平成27年12月7日 | 体育・スポーツ振興に関する協定 | 生涯スポーツ課 | 日本体育大学 |
新潟大学人文学部 | 平成26年10月15日 | 連携協定(歴史・文化・古墳など) | 社会教育課 | 新潟大学人文学部 |
長岡技術科学大学 | 平成25年10月31日 | 包括協定(地域貢献・地域活性化) | 企画政策課 | 長岡技術科学大学 |
北里大学保健衛生専門学院(現:北里大学新潟キャンパス) | 平成20年9月26日 | 連携・協力に関する包括協定 | 企画政策課 | 北里大学 健康科学部 |
国際大学 | 平成19年11月10日 | 連携・協力に関する包括協定 | 企画政策課 | 国際大学 |
東京慈恵会医科大学 | ー | 初期研修医の地域連携研修の受入 | 病院事業 | 東京慈恵会医科大学 |
新潟大学 | ー | 医学部医学生の臨床実習の受入 | 病院事業 | 新潟大学医学部 |
(令和7年1月時点)
協定連携締結後のつながり事例集
帝京平成大学
令和6年1月から、帝京大学プライベートブランドのミネラルウォーターに南魚沼産の水が利用されています。このミネラルウォーターは、帝京大学系列の学校内や、大学付属病院の自動販売機などで販売されています。
開志専門職大学
大学の「マーケティング実践」の授業において、学生が50名程南魚沼市を訪れフィールドワークを行っています。授業では地域の経営者や特色ある仕事を調査し、地域課題の発見と深堀りしたうえで、課題解決や需要を満たす製品・サービスのビジネスプラン(事業計画)をグループワークで作り上げることを目標にしています。
新潟工科大学
連携事業として「子どもロボット工作教室」や「子どもドローンプログラミング教室」を開催しています。年2回、小学4~6年生を対象とし、市内や大学キャンパスにて開催しています。
【関連:南魚沼市・新潟工科大学連携事業「子どもロボット工作教室」を開催しました
南魚沼市・新潟工科大学連携事業「子どもドローンプログラミング教室」を開催しました】
日本体育大学
南魚沼市縦断駅伝にて、日本体育大学駅伝チームから4人の選手をお迎えし、大会を盛り上げていただきました。
【関連:第13回南魚沼市縦断駅伝を開催しました】
国際大学(IUJ)
令和5年1月から毎月、南魚沼市との共催事業として「IUJむすびばカレッジ」を事業創発拠点MUSUBI-BAで開講しています。国際大学の教員や学生がそれぞれの専門分野や時事について講話し、地域のみなさんと交流を深める場となっています。
【関連:IUJむすびばカレッジを開催しました】
また、毎年5月に南魚沼市との共催事業として「インターナショナルフェスティバル」を開催しています。学生によるフードブースやステージイベントが行われ、地域住民との交流の場となっています。
【関連:インターナショナル・フェスティバル2024が開催されました】
長岡技術科学大学
南魚沼市では、「雪」をエネルギー資源やアクティビティに活用した取組を長岡技術科学大学と連携して行っています。2021年には雪の産業化を目指す官民学連携研究組織「雪の勉強会」を市と共同で立ち上げ、2022年には「世界雪ほり選手権」を同大学生を中心に企画、開催するなど、「雪」を前向きにとらえた実践的な取組を学術的な見地を取り入れて進めています。
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北里大学新潟キャンパス
保健師や看護師等を目指す学生の実習の受け入れや、学校主催のイベントの周知を行っています。また、市内で行われるイベントに、学生からボランティアとして協力していただいています。