南魚沼市地域づくり協議会の概要と活動事例 (PDF 4.58MB)
事業の趣旨(主役は地域のみなさん)
- 市民主体のまちづくりを推進するための一つの施策として、地域のことを一番理解している住民のみなさんの総力で、地区独自の特性を生かしつつ、地域を活性化し、住民の連帯を深め、安心・安全の社会、美しい環境づくりをめざすための事業です。
- 平成19年度に「モデル3地区」の実施を経て、平成20年度から全域で実施されています。
- 地区単位における自主的で独自性の高い地域事業の実施が可能となりました。
全体のイメージ
- 地域コミュニティの活性化事業は、その使い道や施設整備(修繕)またソフト事業の割合などを地域づくり協議会の中で自由に選択できることにし、地域のみなさんのニーズに柔軟に対応できるようにしています。
- 情報交換の機会を設けながら各地域づくり協議会との連携を図り、アイデアの共有と活動の活性化を進めています。
事業実施の単位・実施数
- 旧3町を構成していた旧村地区を1単位として、地域づくり協議会を設置し事業を実施します。
- 市内全域の12地区で実施されています。
- 身近な自治活動拠点として各地区に「地区センター」を置き、事務局として活用しています。
地域づくり協議会名 | 設置場所 | 電話番号 | ホームページ |
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浦佐地域づくり協議会 | 南魚沼市雪国おくにじまん会館(浦佐地区センター) | 777-4535 | |
薮神地区地域づくり協議会 | 南魚沼市薮神地域コミュニティセンターまほろば(薮神地区センター) | 777-4862 | 薮神地区地域づくり協議会 |
大崎地区地域づくり協議会 | 大崎農業会館(大崎地区センター) | 779-2761 | 大崎地区地域づくり協議会 |
東地区地域づくり協議会 | 東地域開発センター(東地区センター) | 779-3312 | |
六日町地区地域づくり協議会 | 南魚沼市役所南分館内(六日町地区センター) | 788-0708 | ー |
五十沢地域づくり協議会 | 五十沢地域開発センター(五十沢地区センター) | 774-2002 | 五十沢地域づくり協議会(facebook) |
城内地域づくり協議会 | 城内地域開発センター(城内地区センター) | 775-2002 | ー |
大巻地域づくり協議会 | 大巻地域開発センター(大巻地区センター) | 776-2032 | ー |
塩沢地区まちづくり協議会 | 塩沢公民館内(塩沢地区センター) | 782-0973 | 塩沢地区地域づくり協議会(facebook) |
上田ふるさと協議会 | 南魚沼市上田農村環境改善センター(上田地区センター) | 782-5301 | 上田ふるさと協議会(facebook) |
中之島地区まちづくり協議会 | 南魚沼市中之島農村環境改善センター(中之島地区センター) | 782-1997 | ー |
石打地区まちづくり協議会 | 南魚沼市トレーニングセンター(石打地区センター) | 783-3295 | 石打地区まちづくり協議会(facebook) |
地区センターの役割など
- 地区住民の集える自治活動の拠点づくりの場として設置されました。
- 管理運営のため、地域づくり協議会で選任された事務長が常駐しています。
- 運営時間は、基本的には9時~17時です。(地区によって相違がありましたが、平成25年度よりほぼ統一しました)
主な業務
- 【施設の日常的な維持管理業務】
- 【地域づくり協議会の事務局】(地域コミュニティ活性化事業の実施)
- 【行政と協働のまちづくりのための事務】(地区の行政区長会事務、公民館の分館活動)
- 【行政区長宛て文書配送】(主に月2回発行の市報)
- 【各協議会で認めた公共的団体の事務局事務】
地域コミュニティでできること
- 地域の課題解決また活性化につながるために行う事業で、「基礎事業」と「提案事業」に区分しています。
- 地区のみなさんの創意工夫により、特色ある地域づくりが進められるようになっています。
基礎事業とは
- 主に地元で管理する法定外公共物(赤道・青線など)の修繕や市道に付帯する道路構造に影響を与えない軽微な修繕など、地域において必要と思われる工事が実施できます。
具体例には次のような事業です
- 道路側溝蓋の交換
- 側溝修繕
- 小規模な舗装修繕
- 安全柵の修繕
- カーブミラーの修繕
- 水路補修・改善
- 水路の浚渫など
地元の視点で事業を実施できるメリットがあります。
市では対応しきれなかった修繕への対応や、道路管理者と地元の視点の違いにより生ずるすき間を改善することが可能となります。
提案事業とは
- 地区の特性を活かし、住民のつながりを深め、地域が活性化するために、自由な発想で独自に計画し実施する事業です。
具体的には次のような項目です
- 地域づくり協議会の組織づくりのために必要な費用
- 地域活性化のためのイベントに必要な費用
- 安全・安心確保のために必要な費用
- 環境改善美化のために必要な費用
- 健康増進活動のために必要な費用
- 地区広報活動のために必要な費用
- 中山間地小規模集落のコミュニティ支援に必要な費用
- その他地区の活性化につながるために必要な費用
住民ニーズに直結した、きめ細やかな事業実施をはかり、住みよいまちづくりを推進します。
地区活動に係わるさまざまな活動団体との連携を推進し、地区が一体となった「わがまちづくり」を推進します。
交付金額は
- 地域コミュニティ活性化事業の財源として、200万円を基本に、人口割による地域間調整により60万円から160万円を推進分として加算して交付しています。
- 小規模集落支援として5集落(辻又・後山・栃窪・岩之下・清水)についてその集落のある地域づくり協議会に1集落あたり20万円を加算しています。
- 地区センターの日常管理事務費、地域づくり協議会などの事務局経費、 文書配送の事務費相当額を交付しています。