地域の活動を支援する地域づくり協議会
地域コミュニティ活性化事業
南魚沼市では普段感じていることを地域みんなで話し合い、地域でできること、やりたいことを地域の総意で実施しています。
市内の各地区には全部で12の「地域づくり協議会」があり、それぞれの地域でやりたいことや課題を解決するためにさまざまな活動をしています。
新潟県の【南魚沼】地域づくりサポートチームによる活動
新潟県では令和元年度から、地域住民による課題解決に向けた主体的な取組を支援するため、地域振興局職員や市町村職員からなる「新潟県地域づくりサポートチーム」を設置しています。
令和元年度から令和3年度は南魚沼市浦佐地域づくり協議会、令和4年度からは南魚沼市東地区地域づくり協議会をサポートしています。
詳しくは、【南魚沼】地域づくりサポートチーム活動報告(東地区)をご覧ください。
中高生の地域探究促進事業(YouKeyプロジェクト)
(一社)愛 南魚沼みらい塾が令和3年度から開始した事業で、南魚沼地域が抱えている社会問題について、事業に参加を希望する地元の中高生が自ら興味関心のある分野について探求するプロジェクトです。
地域で活躍する人や学術機関に関わる人などと交流しながら、メンターである地域内外の大学生と一緒に、中高生が自ら考えたプロジェクトを進めていきます。
〇これまでの活動について
〇主催者ホームページについて
YouKey カレッジ
地域おこし協力隊が企画実施している、地方都市で起業したい若者を対象とした起業家教育プログラムです。
プログラムでは、大学の教員を講師にして半年間のオンライン研修を基本に、8月には2週間の現地滞在研修を行い、自分自身のやりたいことを探求しながら起業にむけてのアクションを起こせるようになることを目標としています。
地域と大学のつながり
市と連携協定を結ぶ大学を、大学との連携で紹介しています。
辻又地区と大学のつながり
辻又地区では、独自に大学との繋がりを深めてきました。専修大学の森本祥一教授のゼミでは、2014年に新潟県の「大学生の力を活かした集落活性化事業」をきっかけに、辻又地区の住民との交流と、地域活性化に取り組んでいます。
森本教授とゼミ生達は毎年辻又地区を訪れ、田植えや稲刈り、地域の運動会等のイベントに参加し地元住民との交流を続けています。また、学生のアイディアで辻又地区で集落されたお米を「ほたしずく」としてブランド化し、マルシェで販売しその魅力を発信しています。森本教授が2024年から青山学院大学の教授を務めることになったことから、青山学院大学との交流も始まり、今後も辻又地区住民との交流と地域活性化のための取り組みを進めていきます。
地域実習の実施
様々な大学が授業やゼミ活動の一環で、現地に赴きその地域の課題解決について学習する地域実習のために南魚沼市を訪れています。
辻又地区とつながりのある専修大学や青山学院大学のつながりのほか、明治大学、大正大学、立教大学等が実習先に南魚沼市を選んでいただき、年間を通じて訪れています。市内でのフィールドワークを通じ、南魚沼市のお米を大学のマルシェで販売をしたり、使わなくなった酒瓶を利用した新たな楽器の提案をしたりと、若者ならではのアイディアで南魚沼市の地域活性に取り組んでいます。
こうした大学との関わりを活かしながら、今後も南魚沼市の地域活性化につなげていきます。
明治大学 情報コミュニケーション学部 川島高峰ゼミナール
2023年から南魚沼市での地方創生活動の実践学習を進め、音楽班は南魚沼市にちなんだローカル・クールジャパンの創造的な発信を、SNS班はローカル・インバウンドの振興を目的としたコンテンツの作成と発信による支援に取り組んできました。
大正大学 地域創生学部地域創生学科
2・3年生次の地域実習授業を受入れています。2年次では地域の様々な業種の人から話を聞いたり、自然などの地域資源に触れ、自分自身の興味関心を深堀りします。3年次には研究テーマにあった実習先を選び、調査活動を行います。
立教大学 立教サービスラーニング(RSL)
2010年度から2013年度まで立教大学大学院の学生達が学びの南魚沼市を訪れていただき、2014年からは立教サービスラーニング(RSL)の実習地として毎年訪れていただいています。
「立教サービスラーニング(RSL)」とは、立教大学の全学部を対象としたカリキュラムで、事前学習ののち、実社会現場での体験学習を通じて学びを深めていきます。南魚沼市での実習では深い雪を直接体験し、自然環境や「場」とくらし、文化が深く関わり合うことを観察し、持続可能な社会の実現について考えます。
早稲田大学
早稲田大学の学部授業の一環として、2006年度から現在まで年に1~3回ずつ南魚沼市を訪れていただいています。学生達は農山村に滞在しながら、田んぼや畑、森林、地域のメンテナンス作業などの体験をつうじ、地域の自然や文化に根差し世代を超えて地域で継承されてきた知識や知恵、技術にふれ、豊かさを捉え直すとともに、現代社会を構造的に捉えながら持続可能な社会を考えます。
加えて、2017年度からは大学の国際学生寮「WISH」が開講するSIプログラムにおいても、体験型研修先の1つとして南魚沼市へ訪れていただいています。